私がDJを始めた理由

ライター

はじめまして、hidemiです。

2012年よりDJ活動をスタートして、現在オーガナイザーとしてもイベントに携わってます。

『なぜDJを始めたのか』

とてもよく聞かれる質問なので自己紹介代わりにお話ししたいと思います。

-DJ hidemi-
年間130本を超える出演をこなし、主催も行う女性DJ。TECHNO/HOUSEを軸にジャンルレスな選曲を好み、都内を中心に活動を行う。現在ではエンタメイベントから、ブランドのローンチイベント等まで幅広く依頼を受ける。

Writer

提供サービスDJ・エンタメ系イベントDJ・BGM提案・ブライダル/交流会等のDJ得意なスキルTECHNO/HOUSE/Drum'n'bass交流会DJBGM提案音響設置DJプロフィールhidemi[…]

入りは和製ハウス

私がちょうど二十歳くらいの時に和製ハウスブームがあって、心地よいキラキラした音楽に、お洒落で大人っぽくて素敵やん♪と、どハマりしました。
また、中田ヤスタカさんのピコピコ系アソビサウンドにもときめいて、これもまた、どハマり。

そのどハマりした音楽を聴きに行くのになんで深夜しかライブやってないだろう?と足を運んだところがクラブだったんですね。

DJになる

すぐに、ああ、これクラブか、て分かったのですが。
お陰でなんの偏見もなく自然にこの世界に足を踏み入れました。
なもんで、一人でクラブに行くこともしばしば。

クラブで遊ぶ目的は人それぞれあるけれど、私は音楽をきっかけに遊びに行き始めたので、一人ひたすらブース前にかぶりついでDJのプレイに夢中になっていました。
かっこいい!でもあの手元は何をしているの?どうやってこんなかっこいい音楽をかけ続けているの?
もっと知りたい、もっと知れたら、もっとこの音楽が楽しくなるはず。

そう思う一方で、クラブで一人でいるってまぁまぁ孤独でしたw
声をかけてくれる人もいるので疎外感はないのだけど
一人でいると、変な子だな、と見られることは少なくありませんでした。

お酒の勢いにのって声をかけてくる異性はお話も態度もどことなく威圧感を出しがち、、、
相手にとっては何気ない一言でも私にはすごくブルーな気持ちにさせられたり、音楽を楽しめなくて帰ることもありました。

クラブに一人で音楽聴きに来てる女には人権はないんかい?と思ってしまうほどもやもやイライラとしていた時期

連絡をくださった方がいました。
それが私のDJの師匠です。当時、立ち上げて間もないDJスクールの代表でした。

DJスクールでは…

東京渋谷DJスクール|Ⅲ FAITHS DJ SCHOOL

音楽が好きだという気持ちがあれば、クラブやダンスミュージックに触れたことが無くても一からDJの世界に触れていけます。機材…

もっとあの空間を楽しく過ごしたい、きっとDJの仕組みが分かれば楽しめるはず、もっと堂々と遊べるはず。そう思って通い始めました。
習うことよりも、音楽の話ができる人ができたことが嬉しくて、お喋りする為に通っていたように思います。

だらだらと半年通い、周りがどんどん卒業する中、もうそろそろhidemiもDJデビューしようよ、と背中を押され(半分乗り気でないままw)初めてブースに立ったのです。
今は無き、新宿アクシスでした。

まー下手クソでしたねー
緊張しまくりでキックずれずれ、たった30分のとても苦い思い出です。

ただただその時は、悔しくて、悔しすぎて、

『ぜってぇ上手くなってやる』

とふつふつ燃えたんですね。
そこから、いただけるブッキングはすべて即答でOKして受けました。
出たい!出させてください!と言いまくりました。
クラブに行って、先輩のプレイを見たり、同期の応援に行ったり、益々クラブに通いました。

一人でクラブで遊んでた時はあんなに孤独だったのに、クラブに知り合いがいるのが当たり前になりました。行けば誰かいるだろう、そんな感じ。嬉しかったなぁ

もっと頑張って周りに認められたい、もっとみんなと一緒にいたい、と益々ブッキングを受けまくり
すぐにwombのレギュラーになり、sound museum vision、AIR、ageHa、など大箱を含め、沢山のブースに立たせていただきました。
年々、ブッキングの本数は増え続け、ついに一昨年には年間DJ本数が130本を超えました。

時系列が前後しますが、デビューから3年経った頃に、土日仕事のアパレルの販売員から日曜日固定休のOLに転職しました。
それまでオール明け、立ち仕事、またオールの生活でさすがに体力の限界でした。

今はブッキング本数は多くはなく、1回1回のパフォーマンスに集中して、また、オーガナイズにも注力しています。
そして、現在のコロナ渦においてはブッキングはすべて白紙。大変な時期に入っています。
このコロナ渦での活動、アフターコロナでの活動の予想など、またの機会にブログにまとめたいと思っています。

今後はこれまでの活動で得た気づき、今後考えていることを書いていく予定です。

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